サンルームのこだわり

30年前に家を購入したときどうしてもこだわったのがサンルーム。
主人が転職してすぐに住宅ローンで購入となったときには贅沢かなと思いましたが、
どうしても小さい頃から憧れていたサンルームはあきらめることが出来ませんでした。

でも今の家を見に行ったときサンルームは付いていませんでした。
その家の間取りやロケーションはすごく気に入ったので、
サンルームは自費で増築することにしました。

幸いお庭部分が広かったためそこにサンルームを作るスペースがあり、
サンルームを作ってもまだお花を植えるスペースが残ったので
そこに季節の花を植えることが出来ました。

これをサンルームから眺めるのが今最高に幸せです。

まず春のサンルーム。
ここで大好きなパッチワークをするのが春の日課。
ぽかぽか温かい日差しが入る中で小さな布を縫い合わせそれがだんだん大きな一枚の布になっていく快感。
でもこの時期の太陽は気持ちが良すぎてついうとうとしてしまう時間が長くなるんです。

サンルームの屋根には近くの家の木から飛んできた桜の花びらが乗っていたり、
桜が終わってからはガラス越しに見える色とりどりのチューリップが好きなんです。

夏はまず雨季からはじまります。
ガラスをバタバタ叩く雨の音もなぜか好き。
雨の中にいるのに全く濡れないサンルームの空間がとても不思議に感じます。

夏本番になるとさすがに全面ガラスの部屋は暑くていられません。
そこで夏はサンルームの窓を開け放し、テラスとして使うのです。
夏休みに帰ってくる子供達とここでバーベキューをするのが楽しみです。
テラスからお庭に向かって花火をするのもまた夏らしくて好きなんです。

秋になると枯れ葉がサンルームの屋根の部分でダンスをします。
たくさんの葉っぱがガラスの上で舞う様子をリクライニングの椅子を倒して見るのが大好きです。
なんとなく物悲しい秋もサンルームにいると楽しくなります。
お茶を飲みながらお菓子をつまんだり、秋の味覚をここでいただくとこれもまた最高の贅沢です。

そして冬。
サンルームの中を暖かくして、コタツも持ち出してコタツに入りながら白い雪景色を眺められる幸せ。
窓が曇らないよう曇り止めのスプレーはかかせません。
でも曇りガラスの中からぼやけて見える雪景色というのもなかなか風情があって素敵なんです。

ただコタツに入ってしまうと出るのがつらくて、冬は一日中サンルームで過ごしてしまうこともしばしば。

こうしてみると生活のほとんどがサンルームとあるみたい。
家を買った時無理してサンルームをつけて本当によかったです。